自分の正義を信じて、
正しく怒るんだよ
正しく不機嫌でいるんだ

カフェ燈台のマスター
(吉田恵里香/虎に翼スピンオフ「山田轟法律事務所」)


自分を保つため、正気でいるため、
本を握りしめて、ここにあると確かめられることに
今までになく助けられている

そして今夜、虎に翼スピンオフで、
よねに、心底、勇気づけられる

眼も耳も塞ぎたい現実から逃げず、
理解しよう、とすることを諦めず、
わかろう、とするための感受性をなくさず、
タフさは、ただ、正しく進むために
そうあれるよう、強くなりたい

「高く堅い壁とその前で壊れる卵のどちらを取るかと言えば、わたしはいつも卵の側に立つ。」
そう、どんなに壁が正しかろうと、どんなに卵が間違っていようと、わたしは卵の側に立ちます。どちらが正しくどちらが間違っているかを決めなければならない人もいるでしょう。時や歴史がそれを決めてくれるかもしれません。でも、いかなる理由であれ、小説家が壁の側に立って書くとして、その作品にはどんな価値があるというのでしょうか。

“Between a high, solid wall and an egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg.”
Yes, no matter how right the wall may be and how wrong the egg, I will stand with the egg. Someone else will have to decide what is right and what is wrong; perhaps time or history will decide. If there were a novelist who, for whatever reason, wrote works standing with the wall, of what value would such works be?

村上春樹「エルサレム賞受賞スピーチ」(2008.2.16)

 

それでもあなたは常に攻撃される側に立ちなさいということを長女に伝えると、私はそれ以上何も言えなくなり口を噤んだ。

金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』

 

私はあんたみたいにはならない。誰かから奪い、踏みにじる側には。絶対。

山田よね( 虎に翼スピンオフ「山田轟法律事務所」)

 

別に怒りたくて怒ってるんじゃない
不機嫌でいるわけじゃない
世の中がどうしようもないからだ
どんどんクソになるからだ
こうでもしないと、自分が死ぬ
──ここで止まれば、私はただのクソだ

山田よね( 虎に翼スピンオフ「山田轟法律事務所」

 

line

*出典  虎に翼スピンオフ「山田轟法律事務所」(脚本 吉田恵里香)より